<フローリング用語解説>板目・柾目とは?
皆様こんにちは。
本日は、木の木目のお話です。
ウッドフローリングは、木取り(原木から板に製材すること)の方法によって
木目の表情に違いがあり、そのそれぞれの方法により生まれる木目には名称があります。
板目(いため)
丸太の中心からずれた形で平行に板を挽く方法を【板目(いため)挽き】と言い、
山形や波のようななだらかなうねりのある木目が特徴です。
山形や波のようななだらかなうねりのある木目が特徴です。
この挽き方で製材されたフローリング材は、
たとえ同じ丸太であっても同じ木目はひとつとしてない非常に表情豊かな材となります。
柾目(まさめ)
丸太の中心に向かって刃を向ける形で板を挽く方法を【柾目(まさめ)挽き】と言い、
すっとまっすぐにのびた平行状の木目が最大の特徴です。
柾目材は反りや収縮がなどの狂い少なく、
板目材に比べると量があまり取れない希少価値の高い材です。
いかがでしたでしょうか?
樹種の種類によっても板目・柾目挽きそれぞれで表情に違いがあり、非常に面白いです。
この他にも木の木目模様には様々な名称がありますので後々ご紹介して行きたいと思います!