天井を彩るレッドシダーの魅力 屋外軒天・壁面にも使える木のぬくもり
目次
レッドシダーとは？ 美しさと耐久性を兼ね備えた天然木
屋外軒天・壁面にも使用できる高品質天井材
レッドシダー天井材の魅力と採用メリット
よくある質問（FAQ）
まとめ
アルベロプロが長年こだわり続けているのは、「木の表情を、建築に活かすこと」です。
天井は室内空間の印象を決める大きな要素であり、そこに天然木を使うことで、柔らかく、心地よい空間が生まれます。
今回ご紹介する新製品「レッドシダー」は、その美しさと耐久性を兼ね備え、屋外の軒天や壁面にも使用できる天井材として開発されました。屋内外のデザインを自然につなげたい設計者にとって、新しい選択肢となる素材です。
レッドシダーとは？ 美しさと耐久性を兼ね備えた天然木
レッドシダー（米杉）は、北米原産の針葉樹で、古くから建築材として愛用されてきました。
軽量で加工しやすく、樹脂分を多く含むため防虫・防腐性に優れ、湿度変化にも強いのが特徴です。
赤褐色から淡いベージュまで、木目の濃淡が美しく、時間の経過とともに深みを増していく表情は、天然木ならではの魅力です。
アルベロプロでは、その豊かな風合いを最大限に生かすため、四方本実加工＋面取り加工を施し、施工後の美しいラインと収まりを実現しています。
屋外軒天・壁面にも使用できる高品質天井材
レッドシダーのもう一つの特長は、屋外軒天などの半屋外空間でも使用できる点です。
軒天とは、屋根の裏側にあたる天井部分のこと。日差しや雨風をある程度防げる環境のため、木材の自然な表情を外観にも取り入れることができます。
アルベロプロのレッドシダー天井材は、無塗装仕上げでご用意しています。これは、用途に応じて「室内用」「屋外用」どちらにも最適な塗装を施せるようにするためです。
屋外で使用する場合は、必ず外部用塗料（防水・防腐・UV対策塗料）を施工前に塗布してください。これにより、紫外線や湿気による劣化を防ぎ、美しい木肌を長く保つことができます。
ポイント
レッドシダー天井材は、「屋根下の軒天」や「ポーチ天井」「玄関まわり」など、雨が直接当たらない半屋外空間での使用に対応しています。完全な屋外（雨掛かり・直射日光に長時間晒される外壁）での使用は推奨していません。
注意点：フローリングとしての使用は不可
レッドシダーは軽やかで柔らかい木材であるため、歩行荷重には適していません。そのため、本製品は天井材・壁面材専用として設計されています。
床材としての使用は、耐摩耗性や構造強度の面から非推奨です。適切な場所にお使いください。
レッドシダー天井材の魅力と採用メリット
レッドシダーの持つ美しい木肌は、空間にやわらかな陰影と温もりを与えます。明るい色調の木目は、住宅では開放感を演出し、商業施設やホテルでは自然素材の上質さを表現できます。
また、時間の経過とともにわずかにグレーがかった色味へと変化し、経年美を楽しめるのもレッドシダーならではです。さらに、木材特有の調湿性や断熱性により、室内の快適性にも寄与します。
軽量で施工性にも優れており、設計自由度が高い点も魅力です。
よくある質問（FAQ）
Q1. 屋外でも使用できますか？
はい。レッドシダーは屋外軒天など雨が直接かからない半屋外空間で使用可能です。
ただし、施工前に必ず外部用塗料を塗布し、防水・防腐・UV対策を行ってください。
Q2. 外壁に使うことはできますか？
基本的にはおすすめしていません。外壁など常時雨や直射日光が当たる箇所では、木材の劣化が早まります。軒天や玄関ポーチなど、屋根下の空間でのご使用を推奨しています。
Q3. 壁面にも使えますか？
はい。天井だけでなく、屋内外の壁面にも使用できます。木目の方向を変えることで、空間に立体感と変化を与えることが可能です。
Q4. フローリングに使えますか？
いいえ。天井・壁面専用材です。耐摩耗性が床用途に適していないため、フローリングとしての使用はできません。
Q5. メンテナンスは必要ですか？
屋外軒天などで使用する場合は、数年に一度の再塗装をおすすめします。屋内使用では乾拭きで十分です。塗装や清掃により、木の風合いを長く保てます。
まとめ：屋外にも広がる木質天井の選択肢
アルベロプロのレッドシダー天井材は、屋内外を自然につなぐ素材として設計された天井材です。外部用塗料を適切に施すことで、軒天などの屋外空間にも木の温もりを取り入れることができ、建築全体の印象をやわらかく包み込みます。
床材には使えませんが、「天井と壁をデザインする木材」としての完成度は非常に高く、住宅・商業施設を問わず幅広く活用いただけます。木の香りと質感が生む、心地よい空間づくりに。アルベロプロのレッドシダーが、新たな天井デザインの可能性を広げます。