グランメゾン東京|TBSドラマ美術協力 #110
納屋の外壁材として100年という時を超えたバーンボードは、風雨や日差しの浸食により深くエッジングが刻まれ、過去りし時を感じることが出来ます。シルバーグレーの色合いと温かみのある木肌は、アンティークな風合いの中に生命力を醸し出しています。
ハンドヒューンビーム もまた、職人の手によって丸太から削り出された斧の跡に、その歴史を感じさせる力強い古材です。建材をリサイクルしていた開拓時代のアメリカでは、150年もの年月を経たハンドヒューンビームを見ることができます。
バーンボードの内側(裏面)のブラウンと僅かなグレーの入った濃淡が、この古材のもう一つの魅力です。こちらのレストランではバーンボードバック(裏面)の風合いを天井に取り入れクラシカルなアーリーアメリカンを効果的に思い起こさせると同時に、什器の腰にはそのバーンボードのプレーナー加工により新しい面材をみせ、同じバーンボードからいろんな表情を引き出すことで空間にメリハリをつけることが出来ています。
所在地 | — |
---|---|
設計・施工 | — |
竣工 | — |
備考 | 2019年10月期のTBS系TVドラマ(日曜劇場)【グランメゾン東京】に美術協力を行っています。 アルベロプロでは主人公・尾花夏樹(木村拓哉さん)とヒロイン・早見倫子(鈴木京香さん)が共同で立ち上げたフレンチレストランの内装に古材『バーンボード』と『ハンドヒューンビーム』を提供しております。 |
製品名 | 天井:バーンボード バック(裏面) 什器腰:バーンボード (プレーナー加工) プランター什器:ハンドヒューンビーム |
---|---|
樹種/カラー | 天井・什器腰:シダー・ホワイトパイン古材 プランター什器:パイン・ヘムロック古材 |
仕上げ | 無塗装 |
仕様 | バーンボード サイズ:T18〜25×W120〜300×L900〜3000(mm) |